PCCとMondragonがプラットフォーム協同組合主義を育成するオンラインコースを提供 2020年6月1日〜7月24日

デジタル協同経済研究所(ICDE / 所在地: 米国ニューヨーク市ニュースクール大学内)、モンドラゴン協同組合、モンドラゴン大学内MTA(スペイン・ギプスコア県モンドラゴン)は共同で、プラットフォーム協同組合を紹介、育成、加速させるべく緊急オンラインコースを提供します。

このコースは2部で構成されています。第一部は、ギグエコノミーの紹介、政治的可能性の青写真、協同組合の紹介、プラットフォーム協同組合の事例研究です。第二部は、プラットフォームの協同組合を育成することを目的としており、各国の国際パートナーと協力して現地語で提供されます。
このコースの登録が可能になり次第、通知を受け取りたい場合は、pcc @ newschool.eduまでEメールでお問い合わせください。
会期:5月26日〜7月20日

コースの説明:

COVID-19の過程で、世界の何百万人もの若者が失業するでしょう。インド、イタリア、スペイン、ブラジルから米国まで、ウイルスは分別しませんが、その経済的および社会的影響は不均一に分布しています。観光、芸術、小売、教育、およびすべての非公式労働者が最も大きな打撃を受けています。低所得の疎外された労働者階級の人々と移民は、より悪影響を受けます。所得格差が拡大し、政府への信頼が低下し、国粋主義とポピュリズムを受け入れる人々がますます増えています。労働者の生活において、その力や主体性が失われています。これらを見据え、働く人々はどのようにして組織化し、主体性を取り戻し、代替経済の構築に参加することが出来るでしょうか?

次は何が来るのでしょうか?アマゾン、Wholefoods、Instacartなどの従業員が職場放棄したのは始まりに過ぎないかもしれません。ギグ労働者のゼネスト?学生ローンを抱える人のストライキ?世界中で見られます。このような危機的状況では、不可能と考えられていたことが常識になり得ます。大恐慌は、最初のニューディールを引き起こしました。世界がより良くなる可能性を示す必要があります。

プラットフォーム協同組合は、より良い仕事を大規模に今提供することができます!大手テクノロジー企業による寡占が急増している今、このコースは監視資本主義の分析に留まらず、急成長するギグ経済の中で、協同プラットフォームの起業家として成功する能力を養います。学習者には、分析のみならず、デジタルプラットフォームの共同所有に根差した、革新的な力の構築戦略を試みている若い世代のリーダーと接する機会をもたらします。ドライバーが所有するUber、またはユーザーが所有するTwitterを想像してください。「シェアリング・エコノミー」から純粋に参加型の民主的に所有された経済への移行が可能です。
対象の方:

• よい仕事を提供する、威厳のあるデジタルプラットフォームの立ち上げを決意された方

• 企業をプラットフォーム協同組合に移行したいと考える、協同組合または新興企業のメンバー

このコースで学ぶこと:
• プラットフォーム資本主義とギグエコノミーの理解を深める

• 労働協同組合について学ぶ
• あなたのプラットフォーム協同組合の行動計画を策定する
インストラクター:

R. Trebor Scholz(トレバー・シュルツ) について
Uberworked and Underpaidの著者であるTrebor Scholzは、学者-活動家であり、ニューヨーク市のニュースクール大学にあるデジタル協同経済研究所の創設ディレクターです。詳しくは、https
://platform.coopをご覧ください。

Jose Mari Luzarraga Monasterio(ホセマリルザラガ)について
モンドラゴン出身の社会起業家で、”Teampreneurship”を通した人間中心のグローバル化に専念しています。モンドラゴンチームアカデミー(MTAワールド)の共同創設者であり、教育の新しいビジョンの定義と実施を通じて、チームプレナーと若い先進的なチェンジメーカーの国際的なコミュニティを構築しています。(2015年からASHOKAフェロー)。

Please contact pcc@newschool.edu to register
Thank you to Yasuaki Kudo for the translation.